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車買取ラビットは店舗数を活かした高価買取!実際の評判は?

車売るなら、できるだけ高値で売りたいですよね。買い替えの場合はディーラーの下取りを利用している人も多いと思いますが、下取りはあまり賢い選択肢ではありません。1円でも高値で売りたいならラビットのような車買取専門店での売却がおすすめです。

うさぎの形をした車のアイコンでおなじみのラビット。これから車を売ろうという人は、きっと気になるお店の一つに含まれているはず。そうなると気になるのが、これまでに利用した人たちの評判ではないでしょうか。

  • ラビットなら高値で買い取りしてもらえるの?
  • あまり良くない評価があったけどなぜ?
  • どうすれば査定額を高くしてもらえる?

この記事はそんな疑問を解決するために、ラビットの口コミや評判をまとめてご紹介します。愛車を少しでも高く売りたいという人が読むことで、満足度の高い価格で車を売ることができます。

ラビットについて

ラビットが設立されたのは1998年。運営会社が何度か変わることはありましたが、20年以上も車の買い取りを続けている大手のひとつです。現在のシェアはガリバーに続き業界2番手にあり、とても多くの人が利用しています。

入れ替わりが激しく、さらに新規参入の多いこの業界で、20年以上もその地位を守っていられるのにはもちろん理由があります。

そのひとつの理由が、全国170以上の店舗数による知名度の大きさにあります。ガリバー同様に車を乗っている人なら誰もが知っている存在で、店舗が身近にあるため「車売るならラビットかな」と、車売却時のファーストチョイスになっています。

とはいえ、それだけで20年も営業が継続できるほど甘い業界ではありません。最大の特徴は他社に負けないだけの、高価買取を実現していることにあります。

中古車を高く売るにはディーラーにではなく買取専門店に売却するが、最近のスタンダードになりつつあります。その流れを作った業者のひとつがラビットです。でもどうしてディーラーよりも高額査定ができるのでしょう?

次章では、なぜ高値買取を実現しているのか、その理由について詳しく説明します。

ラビットが高価買取を実現している3つの理由

それではなぜラビットが、高価買取を実現できるのかについて見ていきましょう。他社に負けないだけの査定額を提示できるのは3つの理由があります。

1.自社買取自社販売でマージンカット

一般的な業者は、買い取りした車を整備して、オークションに出品することで利益を得ています。販売業者は落札した車に利益を乗せて中古車として販売します。ところがラビットは自社で買い取りした車を、自社で中古車として販売しています。

このため、オークション費用をカットし、その費用分を買取価格に上乗せすることで、一般的な業者よりも高い査定額を提示しています。

2.利用者視点によるプラス査定

ディーラーの下取りでは、カーパーツを社外品に換えている場合、マイナス査定になってしまいます。どんなに人気のパーツであっても、ディーラーという立場で安全性を保証するためには、ノーマル部品に戻して売らなくてはいけません。

ところがラビットの場合は、買い取りした中古車を自社で販売していますので、ノーマル車に戻すことなく、付加価値のあるカスタム車として売ることもできます。このため、ディーラーではマイナス査定になる社外品の付いた車もプラス査定し、高値買取を実現しています。

3.全国展開している販売店舗ネットワーク

ラビットの強みのひとつが、全国に網羅された販売店舗ネットワークにあります。中古車というのは、地域ごとに人気車種が違い、例えば北海道などの雪国では4WDの人気が高く、中古車も高値で売ることができます。

小さな店舗の場合は、北海道なら高値で売れると分かっていても北海道のオークションに出品するには手間も時間もかかってメリットがありません。ところが自社買取自社販売をし、全国にネットワークがあるラビットなら、最も高値になる地域で販売することができます。

高値で売れるということは、それだけ買取価格もアップすることができます。この販売店舗ネットワークを持っているというのが、高値買取ができる理由のひとつです。

これだけ特徴があるラビットですが、実際に利用した人の評判が気になりますよね。そこで次章では、ラビットの評判が良いのか悪いのか、実際に利用した人の口コミを集めてみました。

ラビットの評判はいい?悪い?

それでは実際にラビットを利用して車を売った人の評判が、どのようになっているのか口コミや評価をチェックしていきましょう。

  • 社外品にも高値をつけてくれた
  • 担当者が丁寧で対応が良かった
  • 思っていたよりも高値になった
  • 営業がしつこく強引に契約させようとする
  • 他社よりも査定額が低かった
  • 修理していないのに修理歴があると言われた

いい評判はどれも納得のものですが、悪い評判は気になります。そこで、この口コミがどういうものか詳しく解説していきます。

ラビットの評価に対する解説

評判にバラツキが多いというのがラビットの特徴です。店舗や担当者によって、とてもいい印象を与えるケースもあれば、反対に嫌な思いをしたという人もいます。これはラビットがフランチャイズ展開をしているためです。

フランチャイズ店の場合は店舗ごとの裁量が大きく、本部の教育が行き届かないこともあります。さらにセールスマンは歩合制であることが多いため、どうしても強引な営業をしてくるケースが目立ちます。とはいえ、対応のいいセールスマンもいます。あまり気にせず「対応が悪い担当者もいる」くらいに考えておきましょう。

買取価格に関しては、高値になるという評判と、高値にならないという評判があります。最近は高値買取を掲げている業者が増えていますので、飛び抜けて高値を提示することが難しくなっています。相場よりも高値であっても他社よりも低いということがあり、評判が分かれています。

また、ラビットはフランチャイズ店も含めて、500店舗以上に拡大した時期がありました。このときはフランチャイズ店の管理がきちんとできていなかったため、経営方針からズレた店舗が増えていきました。そのときに利用した人の口コミは、ネガティブなものが目立ちます。

現在は170店舗程度に絞って、きちんと目が行き届く範囲で営業を行っています。このため、比較的新しい口コミでは、高い評価を得ているものが多く見られます。

ラビットで高く買い取ってもらうための方法

評判にバラツキがあるラビットですが、口コミなどを総合すると、高値で愛車を売却するためのポイントが見えてきます。どのような方法なら高値で買い取ってもらえるのか、その方法をご紹介します。

相場価格を把握しておく

査定額にもバラツキがでやすいため、売却前にしておくべきことが、売ろうとする車の相場価格を調べておくということです。相場価格を知らないと、低い額を提示されたら「そんなものかな」と信じてしまいますよね。

相場価格を知っていれば、「もっと高値になるはず」「他社に査定してもらう」と強気の交渉ができます。インターネット上のサービスで、愛車の買取価格相場を調べることができますので、それらを活用して、どれくらいで売れるのが妥当なのか調べておきましょう。

査定をしてもらったらすぐに売る

中古車の値段は変動しやすく、3月や9月には高値がつく傾向にありますが、そこから数週間経過すると、価格がグッと下がってしまうこともあります。また、基本的には時間の経過とともに査定額は下がります。

ラビットはリアルタイムで相場を調べることができるため、昨日の査定額は翌日にはもう変わっていることもあります。もちろん見積もりには期限が設定されていますので、そこまでなら査定額が変わることはありませんが、1ヶ月も放置しておくとその査定額で売ることはできなくなります。

査定をしてもらったら、できるだけ数日以内に売却するようにしましょう。査定後にはいつまでに返事をするか伝えて、それまで金額が変わらないことを約束してもらいましょう。

車はきれいにして売る

ラビットに限ったことではありませんが、車をきれいに洗車してから査定してもらうというのは、車売却時の基本中の基本です。車は大切に乗ってきたものほど、故障率も低くなります。そのため、査定時には、しっかり手入れされているかをチェックされます。

このときに、見た目が泥だらけの車と、しっかりと洗車された車では印象がまったく変わります。ワックスがけまでする必要はありませんが、ガソリンスタンドなどで洗車してもらい、ピカピカの状態で査定してもらいましょう。もちろん車内もゴミなどがないようにきれいにしておきましょう。

車を高く売るためには一括査定を活用する

ラビットで車を高く買い取りしてもらうためのポイントを3つご紹介しましたが、実はもう一つ査定額を大幅アップできる方法があります。それが車一括査定サイトを利用しての車の売却です。車一括査定とは、1回の申し込みで複数の買取業者に査定してもらえるサービスです。

そのサービスを利用することで、最大10社程度の業者に見積依頼をすることができます。この最大のメリットは、利用するだけで相見積もりの状態になるということです。業者はライバルがいることを意識して査定額を提示しますので、単独での依頼時のように買い叩くことができなくなります。

いくら高額買取を掲げている業者でも、できるだけ安く買い取りしたいというのが本音です。このため、いきなり「査定してください」と店舗に持ち込むと、様々な理由をつけて、少しでも査定額を下げようとします。

ところが、ライバルがいるとなると、他の業者が高値をつけると、自社には売ってもらえなくなります。それでは1円の利益にもなりませんので、どの業者も自社で利益の出る限界の金額を提示することになります。

最初からラビットに売ると決めている場合でも、他社に売るかもしれないという雰囲気を出すだけで、査定額が大きく変わります。もちろん、もっと高額で買い取るという業者がいれば、そこに売却してもかまいません。

このように、1円でも高く売りたい人にとっては、とてもありがたいサービスが車一括査定ですが、1つだけデメリットがあります。それは強引なセールスマンが担当になりやすいということです。相見積もりの状態になりますので、押しの強い人が担当になる傾向にあります。

このため、何としてでも自社で買い取りをしようとしてくるのですが、ときどき度が過ぎた対応をすることもあります。人によってはそれに大きなストレスを感じてしまう可能性があります。ただし、これには対策がありますので、次章ではストレスを少しでも減らす方法をご紹介します。

セールスマンの強気な態度に屈しない

車一括査定サイトを利用すると、強引なセールスマンにストレスを感じることがよくあります。それを避けたくて、このサービスを使っていない人もいるようですが、きちんと対応できれば「大したことなかった」とすることもできます。

どのような対応をすればいいのか、具体的な例を見ていきましょう。

曖昧な態度は取らない

まず大事なことは、担当者に対して期待をさせるような曖昧な態度は取らないということです。査定額が低かったり、担当者の態度が気に入らなかったりしたときなどは、はっきりと売却を断るようにしてください。曖昧な態度で保留してくると、しつこく連絡をしてきます。

ポイントは自分から電話を掛けて断ることです。セールスマンから掛かってきた電話では、どうしても主導権が相手にあるため話を切り出しにくくなります。断るときには自分から連絡をし、相手が準備できていない状態で「他社に決まりました」と伝えましょう。

ただ、それくらいでは引かないセールスマンもいますので、できるだけ早く売却先と契約をして、車を引き取ってもらうようにしましょう。

交渉はしない

「いま決めてもらえば◯万円アップします」や「他社の額に◯万円アップします」と交渉を持ちかけてくるセールスマンがいます。一見するととてもお得な気がしますが、実はこのような提案は損をしたり、トラブルのもとになったりします。

「いま決めてもらえば……」というケースでは、買取相場が100万円の車に対して、95万円の査定額を提示しておき、そこに「5万円プラスします」という提案します。これくらいならまだいいほうで、もっと低い額を提示し、お得に見せかけて相場よりも低い額で買い取ろうとすることもあります。

「他社の額に……」というケースでは、高値で契約をしておいて、車を引き取ったあとに「上司が認めてくれなかった」「不具合が見つかった」といった理由をつけて、相場以下の価格に値下げしようとします。

いずれもメリットはありませんので、査定依頼をするときに必ず「査定額が一番高いところに売ります」と伝えておきましょう。

まとめ

20年以上の歴史があり、いまでも中古車買取業界のシェア2位にあるラビット。フランチャイズ店が多いため、店舗ごとの接客品質に差が出てしまうため、利用して良かったと思う人と、ストレスを感じたとう人で、評判が二分されています。

ただし、拡大路線をやめ目の行き届く範囲に店舗数を絞ったことで、丁寧な対応をする店舗が増えています。口コミなどをチェックするときは、古い情報に惑わされないように、できるだけ最新のものを見るようにしましょう。

買取額にもバラツキがありますが、これは車一括査定サイトを利用することで、防ぐことができます。車一括査定を利用すると、強引なセールスマンが担当者になりやすいというデメリットがありますが、ここでご紹介した方法を活用すれば、ストレスを減らすことができます。

ラビット単独での査定はどうしても足元を見られてしまいます。面倒な交渉をせずに高値で愛車を引き取ってもらうために、ぜひ車一括査定サイトを活用してみましょう。

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