カーチスの買取価格は高いのか評判をチェック

30年以上の歴史がある車買取店のカーチス。それほど店舗数が多いわけではありませんが、積極的にCMを流すなどセールスにとても力を入れているため、車を運転する人なら名前くらいは聞いたことがあるかと思います。

口コミサイトの満足度ランキングなどでも上位に出てくることが多く、これから車を売ろうとする人にはちょっと気になる存在ですよね。でも、こんなことが気になったりしませんか？

ここではそんな疑問を解決するために、カーチスの車買取について、その評判や口コミをまとめました。これから車を売ろうという人が読むことで、とても満足できる査定額で車を売却できるようになります。

カーチスについて

カーチスは全国展開をしている車買取業者です。その歴史は長く、創業は1987年で30年以上も中古車の買い取りと販売を行ってきました。現在の店舗数は全国で約60拠点と、大手買取店と比べるとそれほど多くありませんが、地域密着を重視していることもあり知名度のとても高いという特徴があります。

これほどの長い期間、多くの人が利用し続けているのは、下記のような理由があるためです。

車買取業者が増えたことで、どの業者も個性を出すのが難しくなっていますが、カーチスは接客を重視することで、利用者の安心感を高めています。自社が儲かればそれでいいというスタンスの業者が多い中、利用者に寄り添う形のサービスが、高い人気につながっています。

もちろん、対応がいいだけではありません。それをベースにした上で、他社に負けないだけの高値買取を実現していることが、地元の人たちに愛され続ける理由として挙げられます。価格面でも接客面でも満足できるため、リピート利用する人が多いのもカーチスの特徴です。

とはいえ、これだけ買取業者が増えた中で、高額査定を続けるのは簡単なことではないはずです。なぜ、30年以上も他社よりも高額を提示し続けることができるのか、その理由について次章で詳しく説明します。

カーチスが高価買取を実現している3つの理由

カーチスはズバット車買取比較のアンケートで、査定額の満足度が最も高い業者としてランキングされています（2017年03月01日〜2018年02月28日）。なぜ、これほどまでに満足度の高い買い取りを実現しているのか、その理由をご紹介します。

1.自社販売により中間マージンを買取価格に還元

車買取業者の多くが、引き取った車を整備してオークションに出品しています。そしてそれを販売業者が落札をするわけですが、中古車は販売価格にある程度相場があり、適正な金額でないと買い手が見つかりません。それぞれの会社が利益を求めると、最終的に買取価格を下げるしかなくなります。

例えば100万円が販売相場の車があるとします。それには以下の中間マージンが含まれます。

それぞれの利益の合計は45万円ですので、買取価格は55万円が上限ということになります。ところがカーチスは自社で中古車の販売もしていますので、オークション費用はいりません。少なくとも60万円という査定額を提示できるというわけです。

さらに自社の取り分を少し減らすことで、他社よりも高い査定額を提示しています。それにより、利用者が満足できる金額での買い取りを実現しています。

2.独自システムでリアルタイムの在庫や相場価格を管理

査定額を高めるために自社の取り分を減らすと、当然収益を圧迫することになるのですが、カーチスはプライシングセンターと呼ばれる独自システムを使って、全国の在庫状況や相場価格、オークションの求車情報などを管理しています。

あまり知られていませんが、中古車には地域ごとの人気車種があります。例えばトヨタ車は東海地区で人気があり、高値で売ることができます。そのような情報をリアルタイムで管理していますので、どんなときでも高値で売ることができ、その結果が高値買取につながっています。

3.海外の販売ネットワークを持っている

カーチスは国内の販売だけでなく、海外にも販売網を持っています。海外では日本で売れないような古い型式の中古車や、10万キロを超えるような走行距離の長い中古車でも、海外では日本車というだけで高値がつくことがあります。

それだけではなく、2018年には中古車輸出サイトを自社で立ち上げて、ワールドワイドな展開を予定しています。このような幅広い販売網を持つことで、他社には真似出来ない査定額の提示を可能にしています。

ここまでの説明で、高価買取への期待は高まります。それでは実際のところはどうなのか、カーチスを利用した人の口コミを紹介していきましょう。

カーチスの評判はいい？悪い？

実際に利用した人が感じた、カーチスの印象について見ていきましょう。口コミや評判はいいのでしょうか？それともあまり良くなかったりするのでしょうか？

いい評判は納得できるものの、悪い評判は少々中身が気になります。そこでこれがどういうことか、少し詳しく説明しましょう。

カーチスの評価についての解説

実際に利用した人の声で多いのは「古いから期待してなかったけど、驚くような金額がついた」というものです。年式が古いものや、走行距離の長い車でも高値で買い取りしてもらえることが高い評価につながっています。

ただし、最近はどの業者も高値を提示するようになってきたため、人気車種などは飛び抜けて高値になるわけではありません。そのため高額査定額を期待していた人の中には「期待はずれ」と感じる人もいるようです。

高値だけでなく、対応の良さもいい評判が目立ちます。強引な買い取りを迫られることもなく、気持ちのいい取り引きができたという声がほとんどです。一部で「対応が悪かった」という評判もありますが、それらの多くが少し古い口コミです。最新の情報では、スピーディーな対応と接客マナーの良さで高い評価を受けています。

中古車買取の業者は、担当の営業マンによって対応が変わることが多々あります。もし、カーチスで査定を受けた時に「ちょっと微妙だな」と感じたら、すぐに断って別の店舗に行くことをオススメします。

次章では、そんなカーチスで愛車を高く買い取ってもらうための方法を伝授します。

カーチスで高く買い取ってもらうための方法

カーチスは利用者の評価がとても高い業者です。しかも高値買取を期待できます。それでも何も考えずに査定をしてもらうと、他社とそれほど変わらない査定額になります。ところが、ちょっとしたポイントを意識するだけで、他社を上回る査定額を引き出すことができます。ここではそのポイントについてご紹介します。

査定前に洗車をしておく

車の汚れが査定額に直接影響を与えることはありませんが、大切に乗ってきたということは査定額に影響します。大切に乗ってきた車ほど、きちんとメンテナンスがされていて、買取後にトラブルが発生する可能性が低くなるためです。

その「大切に乗ってきた」をチェックするポイントのひとつが、車をきれいにしているかどうかということです。新車同様にピカピカの車は、エンジンオイルの交換なども定期的に行われている可能性が高いと判断され、査定額がアップします。

このように、車の見た目は中古車の売却においてはとても重要です。きちんと洗車をして、車内のゴミなどを取り除いたうえで、査定を受けるようにしましょう。

純正品もつけて査定を受ける

カーチスは社外品であってもプラス評価をしてくれますが、そこに純正品も付けておくと、さらに高値を提示してもらえます。社外品は好みが分かれるため、いつでも簡単に純正品に戻せるというのは、中古車の売買においてはとても重要です。

わざわざ社外品を純正品に戻す必要はありませんが、きれいにまとめて一緒に査定してもらいましょう。スタッドレスタイヤなどもプラス評価となりますので、売れないだろうと決めつけずに、関係する部品はすべて査定してもらいましょう。

売り時は「いますぐ」

中古車の相場は常に変動しています。基本的には右肩下がりで、時間の経過ともに買取額が減っていきます。ただし、3月や9月の決算月になると、中古車が多く売れて在庫が品薄状態になります。このため、一般的には3月か9月に売るのがいいとされています。

もちろんカーチスも3月か9月が売れるのがベストですが、高く売れるからといって数ヶ月も売却を先送りすると、その期間における査定額の下落幅のほうが大きくて、結果的に損をする可能性があります。カーチスを利用する場合は、売り時は「いま」だと考えて、できるだけ早く売るようにしましょう。

車を高く売るためには一括査定を活用する

買取価格の高さで定評のあるカーチス。上記で説明した方法を使えば、相場以上の買取額を提示してもらえますが、実はさらに高く売る方法があります。それが車一括査定サイトを活用した売却です。

車一括査定は、1度の査定依頼で複数の業者が見積もりを提示してくれるサービスです。このサービスを利用すると、自然と相見積もりの状態になるため、業者同士が競い合うようにして、査定額を上げてくれます。

もしカーチスだけに査定してもらったら、競争相手がいませんので、少しでも安く買い取ろうとしてきます。それでもディーラーの下取りよりも高値ですが、カーチスが出せる限界の金額ではなく、多少余裕を見た査定額を提示されます。

一括査定サイト経由で申し込みに対して、そのような余裕を見た査定額を提示すると、他社に取られてしまう可能性があります。カーチスも車を買い取らなくては商売になりませんので、駆け引きをせずに、最初から限界額を提示してもらえるというわけです。

もちろん他の業者がさらに高い値段を提示してくれたら、その業者に売却してもかまいません。売却先の選択肢が広がるのが車一括査定のメリットのひとつです。営業電話がしつこくかかってくる可能性がありますが、それをガマンするだけで数十万円買取価格が上がることもあります。

しつこい電話や強引なセールスマンは、対応方法を間違わなければ、口コミに書かれているほど面倒なことにはなりません。とはいえ、不安に感じている人もいると思います。そんな人のために、次章ではセールスマンの強気な態度に、どう対応すべきかについて説明します。

セールスマンの強気な態度に屈しない

最近のカーチスはとても対応がしっかりしているため、強引に「すぐに売って欲しい」と言ってきたり、しつこく電話を掛けてきたりすることはほとんどありません。ところが他の業者は、なんとしてでも自社で買い取ろうとして、嫌がらせに思えるほどの強気な態度で売却を迫ってきます。

そのような強気な態度に対して、弱気な姿勢を見せるとどんどん付け入ろうとしてきます。そうならないためのポイントをしっかりと頭に入れておきましょう。

売る気がない相手ははっきりと断る

相手の強引な態度に押されて、曖昧な回答をするといつまでもしつこく連絡してきます。基本的なスタンスとしては、売却先の候補から外れた時点で、「あなたには売りません」とはっきり伝えましょう。場合によっては「他社と契約しました」と伝えても構いません。

できれば自分から断りの連絡を入れましょう。自分から電話をすれば、主導権を持って会話をすることができます。セールスマンももらった電話に対しては準備ができていないため、そこで強引に出てくることができません。面倒でも自分で電話を掛けてはっきりと断りましょう。

セールスマンの交渉には乗らない

「即決してくれれば◯万円アップします」「決めてくれなければ帰りません」そういう交渉や脅しには乗らないようにしましょう。即決での査定額アップは、相場以下での売却になるケースがほとんどです。

本当は100万円で売れるのに、最初に95万円と提示して「即決なら5万円アップ」と言って、お得なように見せかけているだけです。ひどいケースでは最初に80万円と提示することもあります。このような交渉には乗らず、「一番高値を提示してくれたところに売る」と査定前に伝えておきましょう。

また「決めてくれなければ帰りません」というセールスマンは、「そうですか」と無視しておきましょう。セールスマンも帰らないと仕事になりません。本当に帰らないようでしたら、店舗に連絡しましょう。基本的にはセールスマンを家には上げないようにしてください。それだけで「帰らない」を防ぐことが可能です。

ここで紹介した例は悪質なケースです。カーチスほどの大企業であれば社員教育が徹底されているため、このような心配はほとんど必要ないでしょう。

まとめ

カーチスは30年以上の歴史があり、地元密着を重視してゆっくりと拡大してきた買取業者です。強引な買い取りが目立つ業界で、お客様の立場になって、無理のない取り引きと、満足度の高い査定額を実現することで、とても高い評価を受けています。

以前は、強引な買い取りなどをしていたり、担当者の質にバラツキがあったりしましたが、ここ数年での利用者の声は、とてもポジティブなものが増えています。ズバット車買取査定で、査定額の満足度が1位になるなど、これからさらに利用者が増えていくことが期待されます。

そんなカーチスでも、単独の査定の場合は思ったような査定額にならないことがあります。少しでも高値で売りたいという場合は、車一括査定サイトを利用して、相見積もりの形にして査定を受けましょう。競争相手がいることで、より高値で売ることができます。

ただし、車一括査定サイトを利用すると、他社の強引なセールスマンが担当になることがあります。そこにストレスを感じないようにするためにも、ここでご紹介しましたように、はっきりと断りの意思を伝えるようにしましょう。

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