ガリバーの評判は良い？悪い？口コミと車を高く売る方法

最近は車の買取専門店が増えてきましたが、依然として人気が高いのがガリバーです。車を運転していると、国道沿いなどで店舗を見かけたことのある人も多いかと思います。車の売却先として検討している人もいますよね。

そうなると気になるのが、実際に車を売った人の評判です。インターネット上にはいい評判と悪い評判に分かれていて、どっちが正しいのか悩んでしまいますよね。

ここではそんな疑問を解決するために、ガリバーで車を売却するために知っておきたい口コミや評判をまとめています。インターネット上での評判を元に、どうすれば高値で買い取りできるかについても説明しています。これから車を売却する予定の人がこの記事を読むことで、ストレスなく満足度の高い買い取りができる内容になっています。

中古車買取業界の最大手ガリバーの特徴

ガリバーはその名前の通り、中古車業界における巨人です。2001年〜2016年まで中古車買取台数16年連続No.1という実績があり、車を売却する先として多くの人がファーストチョイスとしています。ガリバーがここまで圧倒的な実績を残しているのは、もちろん理由があります。

まず、何といっても店舗数の多さが利用者の多さに繋がっています。大都市はもちろんのこと、地方都市でも国道などの目立つ場所に店舗があります。このため、車を手放すときに「まずはガリバーで査定してもらおう」と考える人がたくさんいます。

もちろん、それだけで利用者が増えるわけではなく、査定をしてもらった結果、とても満足度の高い査定額を提示してもらえたからこそ、ガリバーでの売却を選んでいます。それではなぜガリバーは高価買取を実現できているのでしょう？他の業者やディラーの下取りとどう違うのか、次章でご紹介します。

ガリバーが高価買取を実現している3つの理由

多くの利用者がガリバーを選ぶ理由のひとつが「高値買取」です。それではなぜ、他社よりも高い値段での買い取りができるのでしょう？ここではその3つの理由についてご紹介します。

1.国内550店舗だけでなく海外にも販売網がある

一般的な中古車買取業者は、買い取りした中古車を整備してオークションで売ります。ところがガリバーは国内に550店舗の販売店を持っているため、オークションを利用する必要ありません。このため、手数料分だけ他社よりも高値をつけることができます。

具体的な例で見ていきましょう。中古車販売価格が150万円の車があったとします。この車の買取価格は、150万円から買取店と販売店の利益、そしてオークション費用を引いたものになります。

通常の買取店の場合は75万円での買い取りになりますが、自社販売をするならオークション費用が発生しません。このため、最低でも90万円で買い取りできるというわけです。さらに自社で整備した車ですので、販売前に再整備をする必要もありません。実際の金額は車種によって異なりますが、このようなイメージで覚えておきましょう。

それだけでなく、ガリバーは海外にも販売網があるため、国内で人気のない古い車や、走行距離の長い車にもしっかりと値段をつけてくれます。これにより、多くの人が満足できる値段での買い取りを実現しています。

2.経験豊富な査定士と整備士を揃えている

ガリバーの利用者が多いということは、それだけ査定士もたくさんの車に触れてきているということになります。毎日何十台もの車を査定していますので、とても経験が豊かで、自信を持った査定をしてもらえます。

自分の査定に自信がない場合は、想定した値段で販売できるかどうかわかりません。そうなると、余裕を考えて少しでも安く買い叩こうとします。ところが、自分の査定に自信があれば、不安になることなく、適切な買取価格を提示できます。

査定士だけでなく、整備士も経験があり腕のいい人が揃っています。多少のトラブルなら簡単に自社で直すことができます。このため、不具合を抱えている車であっても、ちょっとしたメンテナンスや部品交換で直せる場合には、それほど大きなマイナス査定にはなりません。

3.オプションやアクセサリもプラス査定してくれる

車を売るときにディーラーの下取りに出そうとする人が多いのですが、ディーラーの場合は純正品以外の部品を取り付けている場合には、それらはマイナスの評価をされます。ディーラーは純正品の状態が最も安全というスタンスですので、社外品は取り外して純正品に取り替えて再販します。

ところがガリバーの場合、人気のオプション品にはその価値を含めて査定してくれます。ホイールやエアロパーツ、オーディオなど、下取りでは0円どころか査定額がマイナスになってしまうようなパーツにも値段がつくため、ディーラーの下取りよりも高価買取を期待できます。

これだけの高価買取の理由があるガリバーですが、実際はどうなのでしょうか？次章で、ガリバーの評判を確認していきましょう。

ガリバーの評判はいい？悪い？

インターネットでガリバーの評判を調べていると、比較的ネガティブな口コミが目立ちますが、満足度の高い取り引きができた人もたくさんいます。実際に利用した人にどのように評価しているのか、いい評判と悪い評判それぞれどのようなものがあるのか見ていきましょう。

ガリバーの評判はセールスマンの対応で大きく変わります。しっかりと教育を受けているセールスマンが対応した場合には、とても満足度の高い取り引きができたと評価されます。一方で「タメ口だった」「断ってもしつこく居座る」という口コミも多く見られます。

「他社よりも高い価格で買い取りします」と言っておきながら、いざ契約しようとすると、査定額よりも低い値段で契約させられたというような苦情もあります。

セールスマンの当たりハズレが大きいというのは、ちょっと利用を躊躇してしまいますよね。それでも、きちんとした対応をしてくれるセールスマンもいますし、何よりも実際に相場よりも高値で売却できたという人もたくさんいます。

最初から「ガリバーはやめておこう」とするのはもったいないことです。むしろ、上手に対応すれば、どこよりも高く買い取りをしてもらえるケースもあります。次章では、どのようにすれば高値買取を実現できるのかについて説明します。

ガリバーで高く買い取ってもらうための3つの方法

ガリバーのセールスマンはかなり押しが強く、そして上手に買い叩こうとします。とはいえ、ポイントを抑えておけば相場以上の価格も出してくれます。ここでは、その方法について具体的に説明します。重要なポイントは以下の3つです。

即決はしない

ガリバーはとてもスピーディーな取り引きをしてくれますが、多くのケースで即決を迫られます。他社との比較を嫌って、なんとしてでも査定をしたその場で契約をしようとします。自社の査定に自信があれば「どうぞ他と比較してみてください」と言えるはずです。そうではなく即決を求めるのは、他社と比較される前に、相場よりも低い額で契約してみたいという考えがあるためです。

査定を受けるときには「相見積もり」であることを伝えて、査定前に「即決はしません」と釘を刺しておきましょう。それだけでも、相場よりも低めの金額を提示してくる可能性が下がります。

買取価格相場を調べておく

「即決しない」と伝えていても「この車ですと80万円が限界です。でも即決なら85万円」と言われることがあります。ところが実際には買取価格相場は100万円で、85万円ですと損をしているというケースがよくあります。

得したつもりで損をしている状態を回避するには、事前に価格相場を調べておきましょう。もちろん価格相場は常に変化していますので、実際には調べた額よりも少し低くなります。それでも提示された額が妥当かどうか判断する基準になります。

事前にどれくらいで売れるのかを調べておき、そのうえで査定を受けましょう。少し手間をかけるだけで買い叩かれるリスクを回避できます。面倒でも買取相場を知ることができるウェブサービスを活用して、相場を調べておきましょう。

見積書を出してもらい金額に変更がないことを念押しする

契約後に「間違えました」と言って、買取相場を1割くらい下げられることがあります。ガリバーではそのようなことが頻繁に行われているという口コミもあります。実際にどれくらいの確率で起こるかは分かりませんが、査定額を提示されたときには必ず見積書を出してもらいましょう。

口頭での査定額の提示しかしてくれない場合は「では他社に売ります」と突き放してください。口頭での査定額の提示だけですと、後から金額変更をされる可能性が高くなります。その結果、他社よりも安値になることもありますので、必ず見積書を出してもらいましょう。

また、最低額が変わらないことも念を押しておきましょう。もちろん本当に不具合が発生している可能性もありますが、最低額が変わったら車を引き上げるということも了承してもらったうえで、契約を進めてください。実際に引き上げるかどうかは別として、そう伝えることで後からの価格変更をしにくくすることが重要です。

また、大事なのは他社と買取価格を競わせることです。それがカンタンにできる車一括査定について次章で紹介していきます。

車を高く売るためには一括査定を活用する

ガリバーは高値買取に対応していますが、一方で少しでも安く買い叩こうとする傾向があります。セールスマンは歩合制ですので、自分の給料のために最初に低めの額を提示してきます。そこから交渉をすれば相場以上になるのですが、それは面倒ですよね。

実は最初から相場以上の価格を提示してくれる方法があります。それが一括査定サイトを利用した中古車査定です。一括査定を利用すると、最初から相見積もりの状態になるため、業者同士が競い合って査定額を高く設定します。

いきなりガリバーだけに査定を依頼するよりも、一括査定を使ったほうが確実に高値を引き出すことができます。ただし相見積もりになっていることで、どこのセールスマンも「絶対に自分のところで買取する」という気持ちが強くなりすぎて、トラブルになることがあります。

どのようなトラブルがあり、それをどう回避すべきかについて次章でご紹介します。

セールスマンの強気な態度に屈しない

ガリバーの評判にありますように、セールスマンはかなりの強気態度でとることがときどきあります。これはガリバーに限ったことではなく、一括査定を利用すると他社でも同じように強気なセールスマンが担当することがよくあります。

そのようなセールスマンに屈しないようにするために、どのようにすればいいのか見ていきましょう。

セールスマンとは交渉しない

査定を受ける前には必ず「交渉は一切なしで、一番高値を出してくれたところに売ります」と伝えておきましょう。一括査定を利用しているだけで、すでに相場以上の価格の提示は期待できます。ところが、それ以上の金額を提示してもらおうと欲を出すと、うまく言いくるめられて安値売却になってしまうことがあります。

一括査定を利用するなら、相見積もりという状態を最大限に活かしましょう。「今日決めてくれれば」という交渉も受け入れないようにしてください。セールスマンは買い取りのプロであり、買い叩きのプロでもあります。素人が交渉していい結果につながることはほとんどありませんので、「査定額だけで決める」と伝えて、それ以外の交渉はすべて受け入れないようにしましょう。

態度を曖昧にせずにはっきりと断る

セールスマンはしつこい人ほど営業成績が良くなります。このため、「1度断られたくらいで引き下がるな」という指導をしている業者も少なくありません。このため、何度断っても、強気の態度で「うちに売ってください」と電話をしてきます。

売却先が決まったら、まずはすぐに車を引き取ってもらいましょう。手元に車がなくなれば、しつこいセールスマンからの電話もなくなります。また、セールスマンを期待させるようなことは一切言わないようにしましょう。はっきりと「あなたには売りません」と契約の意志がないことを伝えてください。

まとめ

大手中古車買取店のガリバーがなぜ他店よりも高値買取を出来るのか、その理由についてご紹介してきました。インターネットでの評判はそれほど高くありませんが、2016年まで16年連続で買い取り台数No.1というのは、他店では簡単に真似出来ない高値買い取りの仕組みがあるためです。

全国500店舗もの販売網があり、買い取りした車を自社で販売できるため、オークション費用などの中間マージンがありません。さらに、自信を持って査定をしてくれる査定士の存在や、純正品以外の部品もプラス査定することにより、高額査定を実現しています。

インターネットでの口コミがあまり良くないのは、対応の良くないセールスマンや、強引なセールスマンがいるためです。すべてのセールスマンが良くないというわけではなく、利用者の多くは満足できる取り引きをしています。

あまり評価の良くないセールスマンであっても、ここでご紹介した内容を参考にすれば、車を買い叩かれることなく、満足度の高い取り引きができます。少なくとも即決で売却を決めるのではなく、一括査定を利用して相見積もりの状態にして売却すれば、相場以上の価格で愛車を売ることが出来ます。

一括査定を利用するとしつこい電話などの面倒な対応が増えますが、それだけで数十万円高値で売れることもあります。ガリバーで売ると決めている人も、一括査定サイトを利用して相見積もりの形にすることをおすすめします。

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