一括査定業者

中古車一括査定サイト「くるまたかし」の評判は?

くるまたかしのラジオCMを、車の運転中に聞いたことのある人は多いかと思います。何のCMか気になって、インターネットで検索してみた人もいるはずです。くるまたかしは「車たかし」「車高し」ということで、車を高く売却できる車一括査定サイトです。

  • 本当に高く買い取りしてもらえるか知りたい
  • 利用するメリットはどこにあるの?
  • 評判はいい?それとも悪い?

ここではそんな、くるまたかしの評判やメリット・デメリットについてご紹介しています。これから車の売却をしようとしている人がこのページを読むことで、自分にくるまたかしを利用しての査定依頼が向いているのかどうかがわかる内容になっています。

くるまたかしとは

ラジオCMを聞いたことがない人は、くるまたかしという名前も聞いたことがないかもしれません。ところが、すでに利用者が400万人を超えていて、周りの人の30人に1人が何らかの形で利用していると思うと、とても大きなサービスであることが分かると思います。

名前を聞いたことがない人も、カービューという名前なら聞いたことがあるかと思います。ヤフーが提供する日本最大級の車総合情報サイトであるカービュー。その運営を行っている会社の車一括査定サービスが「くるまたかし」です。

そもそも車一括査定がどのようなものか分からないという人のために、簡単にサービス内容を説明します。

買い替えなどで、いま乗っている車を手放す場合には、ほとんどの人がディーラーで下取りをしてもらっているのではないでしょうか。新車を安く購入できてラッキーと満足している人も多いかと思いますが、実はほとんどのケースでディーラーの下取りは損をしています。

下取りは新車の納車時に引き渡しとなるため、査定のタイミングと引き渡しのタイミングにズレが発生します。このため、価格相場が下がることを考慮した買取額が提示されます。このため、一般的には車買取専門店に売却したほうが買取価格は上がります。

とはいえ、車買取専門店もできるだけ安く買い叩こうとしますので、通常は複数社に買取価格を出してもらう相見積もりの形にします。そうすることで、買い叩こうとしている業者を省くことができ、なおかつ業者同士の競争によって買取価格がさらに上がります。

ただし、自分で複数の業者に査定依頼するのは手間と時間がかかります。車の情報などの入力内容は同じなのに、依頼する数だけそれを繰り返さなくてはいけませんので、面倒ですよね。そんな不満を解消したのがくるまたかしなどの車一括査定サイトです。

車一括査定サイトは、1度の入力で複数の業者に対して査定依頼できます。このため、とてもスムーズな取り引きと高値での売却を行うことが可能になります。そのようなメリットの他にもいくつかのメリットがありますので、次章で詳しくご紹介します。

くるまたかしをはじめとする車一括査定3つのメリット

車一括査定を利用する人が多いのは、もちろん大きなメリットがあるためです。大きなメリットは下記の3点です。

  • ディラーの下取りよりも高値で売ることができる
  • 必要以上に交渉をしなくても済む
  • 1度の申し込みで複数社に査定依頼できる

言うまでもなく「高値買取」が最大のメリットです。最初から相見積もりの状態になっていますので、業者は相場よりも低い価格を提示することができません。他社よりも低い金額になると、交渉の場に上がることすらできません。

くるまたかしなら、最大8社にまで査定依頼できますので、8社が競い合うとなると、いずれも高値を出してくれます。その中から最も高い額を提示してくれた業者を選べますので、下取りと比べると、数十万円の金額差が発生することもあります。

交渉が苦手という人にとっては「交渉しなくていい」というのも大きなメリットかもしれません。家電を買うときなどに、値引き交渉をするのが好きではないタイプの人は、買い取りでも「もう少し高く」と切り出しにくいですよね。

車一括査定サイトなら、最初から出せる限界の金額を提示してもらえますので、「もう少しなんとか」というような交渉をすることなく、高値で買い取りしてもらえます。

さらに、査定依頼から売却までを買取店主導で行ってくれますので、ほとんど手間を掛けずに流れるように買い取りしてもらえます。もし自分で8社に査定依頼をするとなると、数時間もかけて行うことになります。

実際にやってみると分かりますが、車の情報を入力するのは思った以上に大変な作業です。この作業が短縮されるだけでも、かなりの大きなメリットに感じられるはずです。特にくるまたかしの場合は、入力項目が他のサービスよりも少なく、1~2分で査定依頼が完了します。

くるまたかしで車を買取ってもらうまでの流れ

それでは実際にくるまたかしを利用して、買い取りをしてもらうための流れをご紹介します。

  1. ホームページで車の情報と個人情報を入力
  2. 査定依頼
  3. 査定依頼した業者から電話やメールでの連絡
  4. 出張査定・査定額の提示
  5. 売却先の決定
  6. 契約・引き取り

まずは、ホームページで「メーカー名・車種名・年式・走行距離」の車両情報と、「氏名・郵便番号・番地・メールアドレス・電話番号」の個人情報を入力します。ちょっと値段を知りたいだけという場合でも、全ての情報を入れなくてはいけませんので注意してください。

その情報を確認して査定依頼をすると、早ければ数秒後に登録した電話番号に着信があります。「5秒で電話が鳴った」ということもあるそうなので、すぐに電話に出られるようにしておきましょう。電話連絡では、買取予想額の提示と出張査定のスケジューリングを行います。

ここで伝えられる買取予想額は、実際の買取額ではありません。入力した車両情報と過去のデータベースに照らし合わせただけのものですので、出張査定でプラス評価されることもマイナス評価されることもあります。

出張査定が終わると査定額を提示してもらい、その査定額を比較してどこに売却するか決めます。あとは契約するだけで買取完了です。思ったよりも簡単ですよね。時間帯にもよりますが、査定依頼から契約まで1日で行えることもあります。

くるまたかしなら16万円高く売れる!

いくら高値で買い取りしてもらえるとはいえ、実際にどれくらいのお得なのか気になりますよね。くるまたかしで紹介している売却例を見ていきましょう。

トヨタプリウス

A社 120万円
B社 148万円
C社 150万円

ホンダフィット

A社 30万円
B社 42万円
C社 60万円

例えば3社に見積り依頼した場合の実例が上記の金額です。トヨタプリウスを売るときに、もしA社だけで査定を受けると、最大で120万円しか提示してもらえません。実際には足元を見られますので、100万円くらいの提示があるかもしれません。

これに対して、くるまたかしで一括査定をした場合には、複数の会社が自社の査定方法で金額を決めますので、評価額にこれくらいのバラツキがあります。いずれも自社の出せる最大額を提示しているはずですが、それでも30万円以上の差額が発生しています。

この2点は金額差が大きい例ですが、くるまたかしの自社調べで、平均16万円も買取価格がアップしたという実績調査結果があります。ディラーの下取りですとさらに低い額を提示されることがあることを考えると、安易に近所の買取店などで売却するのはもったいないですよね。

とはいえ車一括査定には様々な口コミもあり、中にはあまり良くない噂もあります。インターネット上ではどのような評判があるのか次章で見ていきましょう。

くるまたかしの評価

実際にくるまたかしを利用して車を売却した人は、どのような評価をしているのかについてご紹介します。いい評価だけでなく、悪い評価もしっかり把握しておきましょう。

いい評価

  • ディーラーの下取りよりも高く売れた
  • 申し込みから売却までは早かった

評判で圧倒的に多いのが、やはり「高値買取」です。これはすでにご紹介しましたように、車一括査定サイトを利用する大きなメリットのひとつですので、想定内かもしれません。それでも間違いなく高く売れていることが分かりますので、安心できる結果です。

さらに、申し込みをしてから売却まであっという間に完了したというのも、これまで利用したことのない人にとって新鮮だったようです。買取店は早く処理をしないと他社に奪われてしまう可能性があるため、迅速な対応をしてくれます。焦らされるような気持ちになる可能性もありますが、それでもスピード取引に対しては、いい印象を持っている人のほうが多いようです。

悪い評価

  • しつこい電話への対応が大変だった
  • 地域によっては大手買取店しか対応していない

しつこい電話はくるまたかしだけでなく、すべての一括査定サイトに共通する悪い評価のひとつです。どのサイトでも大手買取店が登録されていて、その大手買取店がしつこい営業電話をかけてくるため、どこを利用しても電話に悩まされます。さらに、1番最初にアプローチした会社が有利になるというデータもあるため、どこも急いで電話をかけてきます。

また、200社以上の登録がありますが、車一括査定としてはそれほど多くなく、さらに日本全国を網羅しているのは大手買取店のみです。地元に根づいているような買取店を選べるのは、ある程度大きな街のある地域だけです。このため地方などでは、地元の優良店で査定できないというケースもあります。

くるまたかしを使う際の2つのデメリット

悪い評価からも分かりますように、くるまたかしを利用するのはメリットばかりではなく、デメリットもあります。基本的にはサイトそのものの問題ではなく、買取店側の対応に問題があるのですが、その中でも特に目立っているデメリットは2つあります。

  • たくさんの電話が掛かってくる
  • 断っても断ってもしつこく連絡してくるセールスマンがいる

どちらも対応していて、本当にイライラしてしまうほど大きなストレスになります。人によっては、電話が掛かってくるのが怖くなったというケースもあるくらいです。このようなうざい電話連絡に対してどのように対処すればいいのか、次章で説明します。

連絡がうざい、対処法は?

それでは実際にどのようなうざい連絡があったのか、そしてそれにどう対処すべきなのかについてご紹介します。

うざい事例

  • 査定依頼をしたら朝から晩まで電話が鳴り止まなかった
  • 他社に決めたと言っても何度も電話をかけてきた
  • 「即決なら◯◯万円」「他社の査定よりも高値で買取る」と交渉を持ちかけてきた

うざい連絡への対策

まず、査定依頼時にかかってくる電話ですが、これは避けることができません。こちらから査定依頼をしている状態ですので、セールスマンにしてみれば電話して当然ですよね。鳴り止まないのは電話に出ないからですので、査定依頼をしたら必ず電話に出てください。

少なくとも査定依頼をしてから1~2時間は対応できるように、時間の確保をしてください。また、8社まで査定できますが、電話があまり得意でないという人は3~4社くらいまでにしておきましょう。

断ったのに電話をかけてくるケースは、毅然とした態度で対応してください。「御社には売れません」とはっきり言ってください。どこに売るか決めたら、できるだけ早く契約をしましょう。契約して車を引き取ってもらえれば、うざいセールスマンでもさすがに諦めてくれます。

人気車種の場合は、なんとしてでも買い取ろうとして様々な交渉を仕掛けてきます。それらには絶対に乗らないようにしましょう。「高値を提示してくれたところに売る」ここからブレないようにしてください。交渉してくるのは自社の提示額に自信がないからです。

そういうところに売却しても、引き取ったあとに「不具合が見つかった」などと言われて減額される可能性があります。あまり欲をかかずに、最高額を提示してくれた業者に売却してください。

結論:利用する価値のあるサービス?

デメリットやうざい連絡などの情報を見ていると、「本当に利用する価値があるの?」そう感じる人も多いかもしれません。実際にその価値があるかどうかは、人によって違います。

  • 1円でも高く売りたい
  • 仕事柄、交渉するのは苦手ではない

こういう人にとって、くるまたかしの車一括査定はとても便利なサービスです。あまり手間を掛けずに確実に高値で買い取りしてもらえます。電話応対などが大変ですが、営業や購買などの仕事をしている人なら、普段の仕事と変わりませんので、ストレスに感じることもありません。

反対に、電話対応が苦手だという人や、お金にそれほどこだわりがないという人、ディーラーとの関係を大事にしたい人などが、車一括査定サイトを利用するとストレスだけが大きくなる可能性があります。

自分の性格や環境を考慮した上で、不安がないようであれば利用をおすすめします。また、実際に利用してみると「大したことなかった」と感じる人もいますので、利用を悩むくらいであれば、3~4社に絞って査定依頼をしてみましょう。

まとめ

車一括査定サイトのくるまたかしについて、その評判を中心にご紹介してきましたが、どのようなサービスなのか概要だけでも把握できたかと思います。最後に復習の意味も込めて、重要なポイントについてまとめておきます。

  • 高値買取を期待できる
  • 査定依頼から売却まで短時間でできる
  • 業者からの電話が多く、うざいセールスマンに当たることもある
  • 電話対応が苦手な人は査定依頼を3~4社くらいまでに抑える

高値買取りやスムーズな取り引きなど、車を1円でも高く買い取りしてもらいたい人には、とても便利なサービスです。その一方で、買取店とのやりとりは個別に行わなくてはいけないため、電話対応に疲れてしまう人もたくさんいます。

対応が大変でも一時的なものですので、高値を引き出したいのであれば、車一括査定の利用は必須です。特にくるまたかしでは、平均で16万円も買取価格に差が出ています。電話が苦手という人は、3~4社程度に絞って査定依頼をするなど工夫をして、愛車を1円でも高く買い取りしてもらいましょう。

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